感想と考察と萌え吐き出し用ブログ(ネタバレあり)

ゲーム関係の感想と考察をダラダラ書くブログ

クルックーとルドラサウムについて(8/15追記)

結末についての雑感

・ルドラサウム対策はワーグ使って解決だー!と鬼畜王と全く同じ展開にはしてこないだろうなぁ、じゃあどうするんだろう?と一番楽しみに(不安に)思っていた部分でもある。
今回ワーグ結局討伐できてないんだけど進めればなにかしら関連セリフあったりするのかな? こう、プレイヤーのミスリードを誘うような会話があったりするとうれしいなぁ。

・2部解放条件の「法王特典未使用」からして法王特典使って今後の展開をどうにかこうにかするんだろうなぁと分かってはいても、さてどう使うのかまでは思いつかなかった。素直に面白かった。
「シィル復活」や「ランスを元に戻す」等の対処療法的なものでは後々問題があった時に積むし、
「魔王システムをなくす」だとルドラサウムの意に沿わないし。仮に通ったところで魔王に変わる新たな人類絶望システムが構築される可能性ありだもんね。(それで「ねえ人類救われると思った? 救われると思った?」って女神ALICEが嬉しそうに言うところまで想定内)
「ルドラサウムを殺す」みたいなのにはそもそも使わせてもらえないだろうし、仮に使えたところで世界が無になるだろうからこれも意味がない。
アムの食券Cでもそんなようなこと言ってた。そういや「ルドラサウムは愛をしらない」も伏線になってたのかな?
話はそれるけど1周目アム入れてなかったので2周目いれてみると所々で話に加わってくるのいいわあ バイランローズを説得しようとしてみたりとか面白かった

法王特典の使用について

ルドラサウムとの謁見するために特典を使った、と書かれてるwikiとか見たけど、どうなんだろう。そのへん言及ないよね?
望みは謁見ではなく、そのものずばりルドラサウムの魂の一部をくれと伝えたのでは? その過程として(その提案がルドラサウムを楽しませるものだと証明するために)謁見しただけで、謁見そのものに法王特典使ったんではなさそうな気がしてならない。

シィルのこと

解放条件に「魂管理局との邂逅」ってあったしクエルプランにシィルを復活させてもらうのか? とか思ってた。いい意味で裏切られた。
リス討伐したのに女神Aliceが上機嫌だった理由は、その後のシィル殺害から続く混乱が見えてたからか。
シィルがいればランスは大丈夫、と分かっていたなら、ランスが魔王化した時点で(魔王の力で解呪できる)すぐに渡さなかったのはなぜか? 
→そうすると魔王が世界を混乱させなくなるため、神の望む世界ではなくなる。シィルを秘密裏に保管しておくことで「対ランスの切り札を持つ」とともに「ランスの魔王化を進行させているのだ、これは世界を混乱させる為にしているのだ」と女神Aliceへの言い訳にもなるから。 かな?

ママルドラサウムのこと

エールの魂が100%ルドラサウムってわけでもなく、人間の魂にルドラサウムの魂がいくらか混じってる状態かな。
エールの意識がメイン人格として存在し、ルドラサウムがそれを(エール側からは知覚できない形で)共有している感じだと思われる。
ルドラサウムを我が子として育てるってのはホ・ラガの示唆した『ママルドラサウムに叱ってもらう』ってところから着想してるよね。まあ、あのイベント実績フラグにはなってないけど。
要は、中身が子供と同じだからイチから育て直してやれってことなんだな。

魔王ランスの時代が来れば、普通に考えて魔王の血を引く子供はどうやっても辛い人生が待っているだろう。魔王に組すれば人類とは敵対。魔王を倒すなら親子の悲劇が生まれる。自分の子供と魂を分け合えば、ルドラサウムの大好物の恐怖や絶望感もより臨場感を持って体験できるよと。ルドラサウムをより楽しませるためなんだと、そんな風に誘ったのかもしれない。
クルックーママの子育ての甲斐あって「冒険楽しかった」と正の感情も楽しんでたようだけど、なんならリセットや自分自身がブロビオされちゃってもそれはそれでルドラサウム的には絶望感が最高潮に楽しめたのではと思われる。


しかしなあ冒険の楽しさも敗北の絶望感も再起の喜びもなにもかもを味わえる『最高に楽しくてギリギリのスリルが味わえてわくわくするような大冒険』の舞台を作るために敢えて15年待ったわけでしょ? その間人類は、国家間の戦争やら魔王との戦争やら勇者災害やらででばんばん死んでるわけだ。
ランスのいる世界を守るという目的からルドラサウムを育てた、結果的には人類のためにもなる計画だったはいえ、その舞台を整えるためにどれだけのものを犠牲にしたのかと考えると常人なら正気を保つのは難しいレベルの話だなあ。クルックーすごい(小並感)



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(8/15追記
ハニホンで「クルックーの計画」明言来ましたね!
そっか~法王特典は本当に「謁見申し込み」に使って、「ルドの気まぐれでOKされた」なのか~
なんかこう勝手に、用意周到・完全無欠の緻密な計画を立てて挑んだママクルックーだったんじゃあないかと思っていました

ランス特盛でハニホンXまじ面白かった!!